幸せを感じない?幸せであり続ける方法

あなたは何も不自由のない生活が出来ているにも関わらず、
ふと「私って幸せなのかな?幸せってなんなんだろう」と疑問に思ったり、
自分は幸せではないと感じたりする事があると思います。

そんなあなたにここでは、幸せであり続ける方法をお話しします。

幸せの法則本などで教えられている方法は正しいのか?

様々な成功法則本、自己啓発本、スピリチュアル本などでは、
幸せを継続するために大きくわけて2つの方法のどちらかを大抵薦めています。

幸せを感じ続けるための方法

1:大きな夢や目標を定め、その目標に向かって常にひた走る

2:悟りを開いて、生きてるだけで幸せを感じる状態になる

基本的に幸せを感じるには飢餓感が必要と思われてます。例えば、お腹が満腹なのに、ご飯を出されても幸せはあまり感じないと思います。むしろ苦しいわけです。

でもお腹が空いてる時にご飯を出されて、それを食べたら幸せを感じます。

つまり人間は「あれが欲しい!ああなりたい!」のような欲求(飢餓感)があって、それを満たそうと頑張る(目標に向かって努力する)この状態が幸せなわけです。

もちろん達成した時が最高潮に幸せなわけですが、しばらくすると、その状態に慣れてきて、そして飽きてきて、その幸せな気持ちが薄れてきます。

自分は幸せなはずなのに、妙に孤独感を感じたり、他人の持ってるものが羨ましく感じたり、次第に今の状態を失う事が怖くなって焦りが出てきたりと、なんだか全然幸せを感じなくなってきます。

そうならないために、よく自己啓発本などでは「常に新しい目標を設定し、それに向かって努力しろ」と書かれています。つまり上記の1の幸せ持続法です。これは正しいわけですが、

だんだんとその目標達成の繰り返しに疲れてしまったりもするわけで、ここが難しい所です。

芸能人などで麻薬、覚せい剤などのドラッグに手を出してしまう人も、結局その目標達成の努力に疲れてしまったり、もしくは目標がなくなって気持ちが空虚になってしまった時などに、クスリに手を出してしまうのだと思います。

では、2の「悟りを開く」はどうでしょう。宗教にハマってるような人というのは、なんか分からないけど常に幸福を感じているような様子をしていますよね。ようは悟りを開いてしまって、もはや自分の精神は外界での外的な要因では左右されず、常に心おだやかな状態になってるわけです。

ある起業家の方がこんな事を言ってました。

「ビジネスで大金荒稼ぎするのと、洞窟で1人でクスリやってるのとどっちが幸せかって話しだよね」

確かに、インドの修行僧のように、道端で座禅を組んで1人の世界に完全に入ってしまっているような人は、傍から見たら幸せには見えないでしょうが、本人からしたら素晴らしい精神世界(きっと4次元とか5次元世界)に行っていて、天使や神様と交信していて、たとえ硬い地面に座して、なにも食べていなくてもその人の中では幸せを存分に感じている状態だと言えます。

クスリをやってる人やアル中の人も同じで、現世から離れるような気持ちになるためにそれをやり続けるわけですよね。やってる最中は幸福感に包まれてるわけです(もちろん切れたら地獄が待ってるわけですが)。

じゃあ、結局そうやって現実逃避する事が幸せなのか?普通に生きてる事は幸せじゃないのか?という事になってきてしまいます。

いくら努力して上を目指してもキリがなく、どんなにリッチになっても、隣の芝生が良く見える。。。

・自分は豪邸を持ってるけど独身で、結婚してる人が羨ましいとか、
・自分は結婚してるけど、子供がいなくて、子供がいる人が羨ましいとか、
・自分は結婚もしてて子供もいるけど、自由な日々を満喫してる独身貴族な人達が羨ましいとか、

結局みんな目標達成して幸せになったはずなのに、ほどなくして他人が幸せで、自分は不幸だと思うようになります。

なんでか?

それは、そうなれた事への「感謝」が足りないからです。

私はそういう結論に達しました。
逆に言えば、もっと小さな一つ一つの出来事に感謝すれば、どんどん豊かになれるし、どんどん笑顔になれるし、現実的な幸せを手にし続ける事ができるはずです。

2016-03-08_16h59_53
HUNTER X HUNTER、ネテロの感謝の正拳突き

あるバリの富豪の方の教えで「空気を吸える事にすら感謝しろ」という言葉を聞いた事があります。

今日一日生きてる事が出来た事に感謝。

朝目覚めた事に感謝。

今日ご飯を食べられてる事に感謝。

蛇口から水とお湯が出る事に感謝。

温かいシャワーを浴びられる事に感謝。

風雨がしのげる家に住めている事に感謝。

目が見えて、耳が聞こえる事に感謝。

お店で簡単に欲しいものが買えるこんな便利な世の中に生きてる事に感謝。

例えば、突然停電や故障で温かいお湯が出なくなる事ってあります。温かいシャワーが出なくなった日の辛さ。こんなに不便なんだって感じます。

そして直った時「やっぱ温かいお湯が蛇口から出るってすごい便利だな。ありがたいな」って感じます。

そういった小さなありがたさを日々持ち続け、感じ続けると、とても幸せな気持ちになれます。自分はとても幸せな状態に今あるんだという事が実感できます。

そして幸せな人にはより幸せな事が引き寄せられます。
だから、一つ一つの事に感謝する事で、幸せを継続できます。

オポノポノでも、「ありがとう」という言葉をおまじないのように発しますよね。
結局感謝の気持ちが幸せの根源であり、常に1つ1つの事象に感謝していれば、幸せなわけです。

もし、あなたが今、人生の目標が見つからなくて、生きてる意味が分からなくなってしまって、燃え尽きたような気持ちで、漠然と幸せを感じないなら、目の前の事に今から感謝してみましょう。

手足、指が今日も動いてくれてる事に感謝。
インターネットがこんな高速で見れる事に感謝。
温かいお茶やコーヒーが飲める事に感謝。
Youtubeで面白い動画が見れる事に感謝。
パソコンがちゃんと動いてくれてる事に感謝。
炊飯器でワンタッチでおいしいご飯が炊ける事に感謝。
今日は料理するのが面倒くさいけど、コンビニで食べ物がすぐに買える事に感謝。
Hな動画がこっそり見れて性欲を満たせる環境がある事に感謝(笑)。

などなど、なんでも良いので、片っ端から感謝するのです。

心から感謝した方が良いですが、最初は「感謝」とか「ありがとう」とか「Thanks!」とかそういう言葉を言うだけでも良いと思います。言葉が実際にそういう気持ちを誘発してくれる事もあるので。

今すぐやってみましょう。心の空虚感が満たされていくはずです。そしたら、また生きる活力が漲ってきて前進していけます。(文/道長 灯)