ダイエット中に「あ~クッキー食べたいな。コーラ飲みたいな」みたいな気持ちになる事ってあると思います。でも「ダメダメ、ダイエット中は高カロリーなものはダメ」と気持ちを必死に抑制して戦うと思います。
ただ誘惑に抗うのって大変だと思います。特に砂糖って麻薬よりも中毒性が高いものって言われてる位ですから、誘惑に負けてしまう事もあると思います。
なのでここでは、私が実際にうまくいった
ダイエット中に間食を楽に抑制するちょっとヘンテコな方法を書いていきます。
1.湿気ったお菓子を常に常備しておく
もちろん一番良いのは、お菓子という存在を忘れる事です。例えば、テーブルにポテチの袋が置いてあったら誰だって食べたくなっちゃいますから、そもそもポテチを部屋に置いておかないとか、見えない所に隠しておいて、ポテチというものが頭に浮かぶ機会を減らせば食べたいという気持ちは起きません。
しかし、テレビなどでポテチの宣伝や、ドラマやアニメで登場人物がポテチを美味しそうに頬張ってる姿などを見ると「ああ、美味しそう」と感じて食べたくなったりします。
もしくは買い物先でお菓子ゾーンに差し掛かった時に急に食べたくなって思わず手が伸びてしまう事もあります。
じゃあ、そんな感じでどうしても食べたいという欲求を抑えられなくなった時にどうするかというと、湿気ったポテチやビスケット、炭酸の抜けたコーラなどを口にする事です。
ようは、ダイエット前に食べていたお菓子やジュースの食べ残し(飲み残し)をあえて取っておくのです。
例えば、あなたが「あ~久しぶりにコーラ飲みたい!」って気持ちになった時、部屋に2週間以上前の2Lのコーラの飲み残し(炭酸が完全に抜けてる)を見つけたらどういう気持ちになるでしょう?「これまだ大丈夫かな(汗)ていうか炭酸抜けてておいしくないよね(汗)」って思うと思います。それでもとりあえず一口飲んでみると思います。そしたらやっぱりおいしくないわけです。
これには2つのダイエット効果があります。
1つは、新しいのを買えないという「もったえないジレンマ」が働く事です。
コーラが飲みたい。でもまだ家に飲み残しがあるから、新しいのを買うのはもったえないな。なんか捨てるのも気が引けるな。でもこんな炭酸の抜けた、しかも中に水滴が付いてて飲んで大丈夫なのか怪しいコーラなんて飲みたくないな。。
というジレンマが働くため、結局コーラを諦めます。飲むとしてもマズイので多く飲みません。
この働きにより、コーラを飲みたいけど、飲めない状態になるので、飲まないで済むのです。
2つ目は「思ったよりおいしくない」というイメージに書き換わる効果です。
例えば、クニャクニャにしけったポテチやビスケットを保存しといて、それを口にするわけですが、想像してた「おいしい」感覚とは程遠い、マズイ感覚が駆け巡るわけです。
これにより「このお菓子=まずい」というイメージに書き換わります。
だからだんだんそのお菓子が欲しいとすら思わなくなってきます。
大事なのは、我慢ではなく、食べたくもないと思えるようになる事
ようは、そのお菓子やジュースに「おいしい」というイメージがあるから、それが欲しくなってしまうわけです。それがマズイものなら何度目にしても食べたいとは思いません。
なので、その食べ物に対するイメージを変えていく事が大切です。
例えば、ポテチが大好きなら、「ポテトチップス 体に悪い」などで検索しましょう。
「発がん性がありますよ」とか「こんなに油が入ってるんですよ」とか「こんな薬品が使われてるんですよ」とか、いろんな食べたくなくなる情報が出てきます。そういう負の情報ばかり読んでるうちに「う、気持ち悪い。。」となってきて、食べる気がだんだん失せてきます。
そうすれば、その商品を目の前にしてもその悪いイメージが頭に先行するので食べたくなくなってきます。
大事なのは、その商品が「おいしい」よりも「まずい、危険」のようなイメージの方が大きくなるように自分を持っていく事です。
2.モグモグしてペッしてしまう
それでも、急にケーキやアイスなどが食べたくなる事ってありますよね。タバコだって体に悪いってみんな知ってるのに、吸う人が減らないのと一緒で、一度得た快感はその危険性を知っていてもなかなか忘れられません。
でも食べ物の場合、飲み込まなきゃいいのです。
ケーキやアイス、チョコなどを口いっぱいに含んで、モグモグしましょう。しっかりその甘さや食感を味わいましょう。そして、ごっくんしないで、ゴミ箱に口を持って行き、ペッっとして、水でうがいしましょう。
満足するまでそれを繰り返しましょう。満足感と共に「なんか脂っこくてクチャクチャ気持ち悪いな。もういいや」って気持ちになってきます。
どうしても食べたくなってしまった時はこの戦法を使いましょう。ようは味が味わえれば良いのですから。
ダイエットが軌道に乗ればこっちのもの
こうしてダイエットが軌道に乗って、体の脂肪が目に見えて落ちてきたり、6パックが見えてきたりすると、「ダイエット楽しい!」ってなってきます。
そうすると食べる事よりダイエットで体が変化していく事が楽しみになっていき、
たとえばステーキの脂身が好きで、いつも脂身も食べる人でも、脂身を切り捨てて食べないという選択が苦なくできるようになってきます。
「おいしい」という快感より、「痩せてく!」という快感が勝ってるからです。
このようにダイエットは我慢ではなく、イメージを塗り替えていく事が成功のカギです。
そのために湿気ったお菓子、炭酸抜けジュースなど、マズイお菓子を手元に備えておくのもありですので、ダイエットがうまくいかない人はお試しあれ。
(文/健康さん )