なんだか人生に疲れてきたのなら、これが原因です。

2016-04-06_11h44_20私の人生なんなんだろ。。何やってもつまらないし、これで本当にいいのかな。。などと考えたり、なんだかだるくて、やる気が出ない、無意味に「はぁ」とため息ばかりついて、先の人生に不安を感じたり、生きてる事にストレスを感じる事ってあると思います。

そんなあなたがもう一度人生が楽しくなって、生きてる実感を得るために今すぐこれから言う事をやってください。

疲れる理由は自分で自分に沢山ルールを設けてるから

そもそもなんで今、人生に疲れを感じているかというと、自分で自分を責めたり、自分で自分を縛ってるからです。

たとえば、あなたが登山にチャレンジしたいと思います。でもそれを家族に言ったら「危ないからやめときなさい」とか「もう年なんだからおとなしくしてなさい」とか反対されて、やらない事にしたとします。

まさにそういうのの積み重ねで、何のために生きてるのか分からなくなったりして、人生がつまらなく感じるようになり、そして疲れてくるわけです。

でも「家族の意見を優先する」という選択をしてるのは「あなた」です。別にその家族の意見を無理に聞き入れる必要はないのです。家族がなんと言おうが、やりたいならやれば良いわけです。あなたは家族の奴隷じゃないんですから。

たとえば、旅行が好きだから、年に一回旅行に行こうと決めてるとします。でも別に年に2回行ったって、10回行ったって、毎日行ったって良いわけです。法律で「旅行は年1回しか行ってはいけない」と決められてるわけじゃないんですから、年に何回行ったって良いわけです。

つまり人生のルールを作ってるのは自分なんです。

たとえば、会社に行くのだってそうです。もし今の会社がすごく苦痛なら、今日から行くのをやめたって良いわけです。

哀しい事に「行きたくないけど行かなくちゃいけない」というルールを自分に設けたせいで、鬱になってしまったり、しまいには電車に飛び込んでしまう人がいるわけですが、そうなるくらい辛いなら、行かなきゃ良いわけです。そのまま辞めちゃえば良いわけです。

「絶対に行かなきゃいけない」というルールを作ってるのは、あなた自身です。たとえば以前のバイト先でよく突然「風邪ひいちゃって無理です」と言って休む人や、「子供の面倒があるので遅れます」という方がいました。

彼らは仕事より、自分を優先するルールを持ってるから、そうするわけです。あなたは「あいつらは自分勝手だ」と感じるかもしれませんが、別にそれで良いのです。本当にそれで仕事に支障が出るのなら、上の人が勝手にクビにするわけですから。

たとえば仕事って、自分の生活のために働いてるわけですよね。でもいつの間にか仕事のために私生活を犠牲にしたり、人生を台無しにしたりする人がいるわけです。

人生をより豊かに楽しく生きるために働いてるのに、その仕事が原因で人生が苦しくなってたら意味がないわけです。

「やらなければ」を減らしていく

親の言う事を聞かなければならない
会社に行かなければならない
仕事帰りに飲みに付き合わなければならない

全部こういうのって自分が勝手にそういうルールを自分に課してるわけです。あなたは過去最高に自由を保証されてる時代、そして自由を保証されてる国に生まれてきました。

ひと昔前に生まれていたら、行きたくなくても徴兵制で戦争に行かされていたでしょう。上官の命令を聞かなければ殺されていたでしょう。実際に徴兵制がある国なんて沢山今でもあります。

でもあなたは自由が保証されてる国に生まれてきました。朝から晩まで寝てても良いし、1日5食食べてもいいし、夜に丘に行って星空を眺めながらぼーっとしても良いのです。

でも、誰かが「1日3食食べなきゃだめ!」とか「昼まで寝てちゃダメ!」とか「夜出歩くな!」とか言うわけです。その人の価値観で。

で、その価値観が好きなら、それをやればいいです。でもその価値観に納得がいかないのなら、聞かなきゃ良いわけです。あなたの価値観であなた好みのルールで生きていけば疲れないのです。

自分のルールを決め直そう!

熟年離婚なんていうのもこの典型だと思います。家族というルールで自分を縛った結果、人生に疲れてしまったわけです。「なんで私はこいつに従ってたんだろう!私は奴隷じゃない!」って気付いて離婚になるわけです。

今、人生が苦しいなら、あなたがあなた自身に変なルールを課してるのです。「〇〇したくないけど、しなくちゃいけない。。ああ、やだな」って何かを嫌々やってるから苦しいわけです。誰かの奴隷になってるような感覚があるから苦しいわけです。

だったらそのルールを変えれば良いわけです。

「私はもうこれは本当に辛いからやらない!」って言って、やらなきゃ良いのです。
「私はこれがやりたい。やりたいからやるんだ。なんと言われようとやる!」と言って、やればいいのです。

家族に反対されようが、やればいいじゃないですか。

私はお前の奴隷じゃない!

たとえば、私も妻に何かやる度に反対されます。それがとても些細な事でもです。

たとえば「ちょっと買い物行ってくる」というと『何買いに行くの?』とか『どこ行くの?』と聞かれます。で「Bスーパーにりんごジュース買いに行ってくる」と伝えると、『え、だったら近くのAスーパー行けばいいじゃん。Bスーパーまで行かなくていいよ。あとりんごジュースなら明日でもいいじゃん。今この時間に行かなくてもいいじゃん。行かなくていいよ。』などと言って、私が行くのを毎回邪魔してきます。

なぜかと言うと妻の価値観と私の価値観が違うのです。妻は本当に面倒臭がり屋です。だから普段は家でゴロゴロして外に出ません。買い物に行く事自体が面倒な行為なのです。そんな面倒な事をする私が気に食わないのです。

でも私は外に出ないと気が滅入ります。わざわざBスーパーに行く理由も、Bまで散歩するのが気持ちいいし、Bスーパーでいつもと違う陳列や品揃えを眺めるのが楽しいのです。無駄にうろうろするのが好きなのです。今日はBスーパーに行きたい気分だから行くのです。

なのに、いちいちそれに毎回文句付けて、行く必要はないと私を家に閉じ込めておこうとする妻の言動にとても腹が立ちます。

「お前、毎回いい加減にしろよ!俺は行きたいから行くんだよ!俺がBスーパーに行って何か不利益が起こるのかよ!なんでBスーパーに行っちゃ行けないんだよ!俺はお前の奴隷じゃないんだ。なんでスーパー行くのにお前の許可がいるんだよ!なんでお前に逐一俺の行動を管理されなきゃいけないわけ?俺はお前の家畜か?飼い犬か?浮気してるわけでも、ギャンブルしてるわけでもないのに、何が問題なんだよ!なんでBスーパーに行っちゃいけないのか説明しろよ!」と怒りをぶちまけると、妻は「あ~うるさいから黙って行ってきなさい」となります。これでいいんです。次第に妻は私がいつどこへ行こうが止めなくなってきました。

私には思い出がある夜景の綺麗な埠頭があります。私は気が滅入ると、夜にその埠頭に行って、1人ぼーっとします。そこに行くと、嫌な気持ちがすーっと消えて、小さい事がどうでもよくなるからです。心をリセットできるのです。もちろんかみさんが止めようとお構いなしです。別に浮気してるわけでも、お金を無駄遣いしてるわけでもないのです。何にも悪い事はしてないんですから、堂々と行きます。ぼーっとそこで美しい夜景を1人眺めます。それをやると滅入った気持ちがすっと消えていきます。

逆にこれをやらないと、小さな事でイライラして妻と喧嘩になったり、それこそ人生がつまらないなと感じたり、妻に人生を管理されてる気がして、妻が憎く感じたり、人生がつまらなくなってきます。

ある意味これは自分の人生が誰にも管理されてないと証明するための儀式になってるわけです。私は誰からも管理されてないし、好きな時に好きな事が出来る。自由な人間なんだ。自由な人生を生きてるんだ、自由に好きな事していいんだ!と実感する事で、心が満たされます。そして、そんなわがままな自分に着いてきてくれる妻にも感謝できます。

時々私が心が疲れてくる時は決まって「昨日埠頭に行ったから、今日は行っちゃいけない」とか「夜に出かけちゃいけない」とか勝手に自分にルールを強いてたりします。いつの間にか「やっちゃいけない事リスト」とか「守らなきゃいけない事リスト」が頭の中に増えてきてるんです。

あれ、いつからこんなルールが増えたんだ?なんでこんなルールできたんだ?って事がきっとあなたの頭の中にも沢山あるはずです。だから今すぐそのルールを見直して、そのルールに納得がいかないなら、そんなルールを守るのはやめましょう。あなたを縛ってるのは、あなた自身なんだと気付いてください。あなたは自由です。

(文/道長 灯)